「天災は忘れた頃にやってくる」という有名な言葉があります。逆に「忘れなければ天災はやってこない」のでしょうか。ほとんどの人は「そんなことはない」と思われるでしょう。
天災は時間、場所、人を選びません。ただ、起きてしまったから天災ではなく、大きな被害が出るから天災なのです。これは火事や事故などのいわゆる人災にも同じことがいえます。どのような対応が取れるかによって被害損害の差が出てきます
災害対策を特別なこととして考えるのではなく、日々の暮らしの中で取り入れていくようになれば、あらゆる災害に対して最小限の被害で食い止めることができます。そのような視点から住む家、住む街を見つめ直していってほしいと思っております。そのことで、単に防災というだけでなく、バリアフリーや協働といった市民生活のあらゆる分野まで、より豊かで強い市民社会が形成されていくと思っております。
そして、その一助を担うことができるよう、社員一同、日々努力していく所存です。
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